文房具を買いに行ったんです。ええ文房具。したがって目的地はシンプルに文房具屋さん。これでなんの問題もない。回り道とかしてる余地も当然にない、パーフェクトにゼロ。
これがね、銀座の伊東屋さん行ったとかならまだわかる。誘惑多いもんね。どっちが主役だかなんてこの際不毛、どうでもいい。気にするだけムダってもんです。
でもこれが歩いて行ける文房具屋さんとなると話は別。どんだけムダな行動してるのよって話にならざるを得ない。本人楽しんでるからいいとか、それで済ませてしまっていいことではない気が自分でもしてる。
でも誓ってこれでいいんです。しあわせはムダなことのなかに詰まってる。合理主義クソくらえ、無計画万歳。
そんなわけで壮大な回り道。
まずあたりまえのようにカフェ。お店外観は清潔感たっぷり、いたってシンプルなたたずまい。ただしなにやってるお店かわからないという致命的欠点。しかしこれが吉と出る。
内装はもう素敵の一語。おもわず口笛吹いちゃいました。ただし無音で。店内図書館ばりの静粛さなので。しかも無人の。
店内は基本ひとり掛けとカウンター席。5人入れば全席埋まりそうな小空間。空間自体にはたっぷり余裕があるので、全席埋まったところで効率至上な配席してるチェーン店のような息が詰まる感、隣席の客の体臭キツい感はあり得ない。そもそもこのお店で、その手の客層自体があり得ないというのは別として。
アンティーク小物も扱っていて、基本女性物なので発言権ないんですけど、センスいいとは思いました、はい。
アールグレイはポットで供される。紅茶専門店というわけではないので、クオリティは世間並。もちろん悪くはない。ガトーショコラにはアイスクリームが付く。暑い時期うれしいね。いや通年か、むしろ。
午後のやわらかな日差しにおだやかな風、これがもういとおしいくらいに心地よい。
この日は貸切状態、ゆっくりと本を読んで過ごしたやわらかい時間、素敵でした。
お店を後にして。看板。意図的に目立たなくしてるとすら思えてくるほどのさりげなさ。
地元住民憩いの場、東京大学。
途中、洋菓子の松右衛門さんで苺のオムレット買って安田講堂前でなかば寝そべりつつ食す。早くも甘いもの二個目。無敵の太れない体質なのでウェストラインは無問題。
どうもアンティークづいてる日だったようで、ふだん素通りしているショーウィンドウに足が勝手に引き寄せられる。
アップにて。意味わかんない系が大部分ではあるけれど、これは単に門外漢だから。希望的観測としてではあるけれど。
店内で写真展を開いていたので反射的に入店。このへんは自動運転。というか、いつになったら文房具屋さんにたどり着けるんだ。
一部省略して到着。本日の目的地、SCOSさん。本郷の輸入文房具店。
いたってこじんまりとした店内だけどぎっしりと濃い目。
ドイツ物やフランス物といった輸入文房具の王道からはあえて外した品揃え中心の展開で、チェコ製の色鉛筆とか、異文化の匂いたっぷり、いまだグローバルになりきっていない感満点なブツたちが楽しすぎて好きなお店。
目的地着いたからって終わってられないのが回り道。
ずっと気になってたんだよね、このカフェ。
これまで理由もなしに入りそびれていたので、今日何軒目ですかという自問自答は全力でスルーしつつ入店。当然ケーキ食うからね。何個目のケーキだよって突っ込みも全力でスルー。もう全身全霊を込めてスルー。
店内撮影は自粛。
ガトーサンクが、これもう危険水域入ってるでしょうっていうレベルで美味しかった。コーヒーも超ちゃんとしてましたし。
それにしてもなんでいままで入りそびれてたんだろ、これ確実に人生損してました。
ゲットしてきた品々。
姪たちが簡単に使える水彩のセットがないかというのがメインの探し物で、左側の八色セットがちょうど具合がよさそうだったので購入。色数多すぎても扱いに困るだろうし、そもそも水彩は使ったことがないはずなので、人生初水彩としてはこれくらいのシンプルさがわかりやすいかなと勝手に想像してみた。ちゃんと筆付いてるしね。ちなみにトルコ製。
右は同じメーカーの色鉛筆12本セット。ムダにSTAEDTLER使わせてたんですけどそろそろチビてきたので。こちらもトルコ製。
中央の黒い棒はデッサン用のペンシル。こちらはチェコ製。
いちおう生産的なこともしている。物的証拠。



















